一夜漬けより仮眠が重要
投稿日時:2017-10-04 16:00:30
誰しも、テストなどの前に一夜漬けを行ったことが一度はあるのではないでしょうか? その時のテストの結果はどうでしたか? 眠くてうまくいなかったという方も多いのではないでしょうか?
一夜漬けのような「集中型学習」は実はあまり効率的とはいえません。一点集中で覚えようとしても限界がありますし、睡眠時間が削られることで集中力が落ち、せっかく覚えたことも忘れやすくなってしまうのです。
でも、どうしても徹夜をして勉強しなければならない場面があるかもしれません。そういう時は積極的に仮眠をとることです。仮眠をすることで集中力を取り戻すだけではなく、記憶の定着を促進する効果もあります。「寝ている暇がない」時ほどむしろ「寝ておくべき」なのです。
一般的に、睡眠することで記憶の定着を促すには、1時間以上の睡眠が効果的とされています。しかし、1時間寝てしまうと深い睡眠に入ってしまい、起きるのがつらくなってしまいます。頭を適度にすっきりさせ、かつ起きられる最適な仮眠時間は15分~30分程度です。仮眠をとる前にコーヒーを飲んでおくなどしておくと、よりすっきりと仮眠から目覚められるでしょう。
いずれにしても、徹夜は勉強の能率を落とすものです。睡眠時間を十分に摂ることができるスケジューリングで学習することが重要です。
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暗記だけしかしない
投稿日時:2014-05-23 11:28:23
勉強する時に、とにかく暗記をすれば大丈夫だ、と間違った学習方法をしている人が多いです。
確かに、勉強するうえで暗記することは大事なのですが、暗記するだけではそれを知識として使えるようにはなりません
暗記とは、つまりインプットです。しかし、テストなどの実戦に必要になるのはアウトプットすることです。インプットしたことを適切にアウトプット出来るようにすることが、学習の本当の意義だと言えます。
具体例として、英語で考えてみましょう。英語を勉強するとき、単語や熟語と英文法は別々に覚えることが多いです。しかし、テストなどの実践の場では、それらを組み合わせて解答を導き出さなければなりません。答えを導き出すだけの知識を暗記していたとしても、それをアウトプットする能力がなければ、問題に解答することはできません。
英語以外の学習でも同様です。知識を暗記するだけで、それの使い方を知らないようでは学習した意味がありません。
学習で何より必要なのは、インプットしたことをアウトプットする作業に慣れることなのです。
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すぐに答えを見ない
投稿日時:2014-03-31 17:21:21
間違った学習方法の典型例は、すぐに答えを見ないことです。考える力がつくと思っている人が多いようですが、基礎レベルに関しては、すぐに出来なければ意味がありません。簡単なことですら、考えなければ出来ないのなら、難しい問題を解けるようになるはずがありません。
基礎レベルに関しては解けなければすぐに答えを見て、暗記することが肝心です。そして、瞬時に答えられるようになるまで、反復練習を繰り返し、最終的には全く集中していなくとも瞬時に答えられるようになっていかなければなりません。テレビを観ながらでも解けるようでなければ、本当に実力があるとは言えないのです。
基礎レベルに関して、このような力が付けば、難問の学習もスムーズに進みます。基礎ができているなら、簡単なことは考えずにできるので、難しいことを考えることも可能になるのです。考える学習は、基礎レベルの暗記が終わってからやればすぐに終わるので、基礎固めにまずは固執してやるべきです。
数学は解法を暗記する
投稿日時:2014-03-24 14:33:28
数学は考える力を付けることが大切だと思っている人が多いですが、解き方を暗記することの方が基礎レベルにおいては大切です。
数学の学習においては理解することが大切ですが、解き方を暗記することで何となく分かってもきます。
さらに、理解することだけではできるようにならないので、考えなくても解けるように暗記することが肝心なのです。
難しい問題については、考える学習が必要になりますが、基礎固めのできている人にとってはすぐに解き方が思い付くようになっているので、心配する必要はありません。
学習においては、まずは、解き方を暗記することです。
つまり、考えてできるようにするのではなく、考えなくてもできるようにすることが肝心なのです。
テレビを観ながらでも解けるなら力がついていると言えますが、時間をかけて集中して考えないと解けないなら、実力はないのと同じです。
基礎固めを大切にし、考えなくてもできる問題を増やすことが肝心です。
外国語は英文法から学ぶ
投稿日時:2014-03-17 13:21:19
外国語の学習においては、文法の学習はそれほど大切ではありません。英文法の基礎は簡単なので、学習しても損はありませんが、言語のルールである文法は、例外なども多く、これだけで全てのケースに対応できるわけではないのです。
まずは、英単語と英熟語を覚えましょう。次に例文にたくさん触れることが大切です。たくさんの例文に触れれば、文法もおのずと分かってきます。この段階で文法は応用力をつけたり、基礎固めのために勉強すると良いものになります。
極端に言えば、たくさんの例文に触れていれば、文法を知らなくとも、正しい文法で話せるようになりますから、なるべくたくさんの例文に触れることを優先するべきです。
英文法に関する問題を解けるようにすることは大切ですが、文法を学ぶよりも、経験上の勘で解けるようにすることが肝心なのです。ネイティブスピーカーは文法を知らなくても、文法を守って、正しく話せます。同じように外国人学習者も経験上の勘で文法を間違えないようにすることが必要なのです。